何から書いたらいいかなぁ
この子を覚えていますか?
7年前のお盆に捨てられ、ミルクをあげて育てた子。
ティナちゃんです。
9月10日。鬼怒川の氾濫。
ティナちゃん、浸水した家の2階で一人で乗りきりました。
昨日、飼い主さんに保護され、病院に運ばれてきました。
少しおびえているけど、ケガもなく元気です。
飼い主さんも知人宅に身を寄せることになったので、しばらくお預かりすることになりました。
そして今日、ティナちゃんと同じように浸水した家の2階で保護された猫達が運ばれてきました。体半分 泥水につかってしまった部分は、赤くただれて皮膚炎を起こしていますが、大きな怪我はなくホッとしています。
怯えて疲れているけど、とにかく無事でよかった。。
洪水の被害はTVで報道されているままです。
当初に比べたら、いくらか水がひいたので避難所から家の様子を見に、一時戻られる方が昨日の午後から増え始めました。
まだまだ、断水・停電が続いている場所が多いので、元の暮らしに戻るまでには相当かかりそうですが、これから日に日に状況も変わっていくかな・・
私の住む市内の避難所での同行ペットは、想定していたより少ないそうです。
同行避難ペットについては、健康相談と避難所での体調悪化についての治療は無料になっています。慣れない環境でお腹の調子を崩したり、食欲がなくなったり、避難時に負傷したりもしているかもしれません。飼い主さん方、遠慮せずにご相談くださいね。
昨日の午後の妹家の庭先からの風景です。
写真の奥の集落の向こうに鬼怒川が流れています。
災害って、ほんとにいつ自分が巻き込まれるかわかりません。
自分が経験した災害は、洪水、地震、竜巻。
洪水にまでならなくても、台風による越水で勤務先(その頃は会社員)が浸水したこともあります。
向こうの方がキラキラしているなぁ、と思ったら何分もしないうちに浸水してしまいました。
水の動きって、本当に早い。
災害時のペットの避難についてですが、環境省のガイドラインでは同行避難を推奨しています。
これは、私の職場で配布している環境省の小冊子です。
詳しくは、環境省のHPを見てみてくださいね。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html
避難時に可能であれば、躊躇せずに一緒に避難してください。
避難所に一緒に行ってもいいの?と迷われる方も多いと思われますが、行政のほうでも同行ペットを想定して動いています。
避難してすぐに対応とはいかないかもしれません。
それでも、行政側でも当日から体制を作ろうと動いています。
日に日に変わる状況を収集して、張り紙などを作り掲示していきます。
必ず動いているから、諦めないで一緒に避難してください。