最初に書きましたが、フィラリアは蚊に刺されることで感染します。
だから、予防は蚊のいる時期と言われますが、正確には
蚊の出はじめた1ヶ月後から、蚊のいなくなった1ヶ月後までです。
フィラリア予防薬というのは、実は「
1ヶ月前に蚊に刺されて感染した子虫を駆除するお薬」であって、
蚊に刺されなくする薬ではなく、
蚊に刺されて皮膚から感染したフィラリアの子虫が心臓に行く前に駆除するお薬なのです。そして、1ヶ月間、ずーっと効いてるわけじゃありません。
飲んだ時だけです。
だから、(1~2週間のズレは大丈夫だけど)毎月同じ頃に飲むことが大切なのです。
さらに大切なことは、春先よりも秋口の蚊の方がフィラリアを持っているということ。孵化したての若い蚊より、ひと夏過ごしてきた経験豊富?な蚊の方が、それだけフィラリアを体内に持っているということです。だから、余計に11~12月までの予防が大切なのです。最後のツメが甘いと、感染しちゃうことありますよ~・・・
ちなみに、蚊は1日の平均気温が15℃を超えると、吸血をはじめます。
だから、みなさん、忘れないでちゃんと飲ませてあげてね。