最初に・・・
パパさん、お誕生日おめでとう。
プレゼントもごちそうもケーキもないけど、みんな元気です。
それでいいよね?
そして、じいちゃん、昨日だけど、お誕生日おめでとう。
ちょうど1週間前だったね。
私たちは元気だよ。
「いつ何が起こるかわからない」
そう思って、備えていた防災袋。
今までは年に1回痛みやすい夏にチェックをしていました。
2006年7月
2007年9月
2008年8月
2009年9月
使うことがないことが一番いいのだけど、本当に使うことになるとは・・・。
人生とはわからないものです。
今回、停電と断水をどちらも経験しましたが、オール電化の我が家は停電が一番つらい。。。
ということで、備えておいてよかった!と思うものから書いてみようと思います。
☆水、アルファ米、缶詰のパン、手回し式懐中電灯、ラジオ
停電と断水で、手も足も出ない状態の時は、カップ麺も食べられない。
特に夜の場合は、余震もずーっと続いていたので、火を使うことも危険すぎて
オススメできない。
少しの水で作ることができるアルファ米は、本当に買っておいてよかった。暖かいごはんは食べられないけど、空腹を満たすには十分でした。
缶詰のパンは、蓋を開けるだけでそのまま食べられるもの。
しかし、これはまだ手をつけていません。
本当に本当に困窮した時に食べようと思います。
そして、むんぷんずのフード。犬猫1kgずつ入れておきましたが、今それを食べてます。ガソリン不足のために買い物を控えているからです。自転車じゃ、重いの無理だし。
手回し式懐中電灯は、今回真っ先に使ったもの。
こんな状況の場合、乾電池は貴重です。
購入した時は、役に立つのかなーダサイなーなんて思ったりしたけど、こんなに役に立つとは思わなかったです(苦笑)
ラジオは、やっぱり情報源。
携帯電話や固定電話やネットなどはしばらく使えなかったし、携帯も充電できないので、なるべく使わないようにしていました。。
朝になれば、明るい(当たり前のことだけど)。
外でキャンプ用のコンロを使ってお湯を沸かす。
コンロがなくても、石が何かを積んでキャンプの時みたいに何か燃やせばできる。ただし火には注意ですが。
これができればカップ麺を食べられます。
電気も水道も使えないと、お風呂も入れないので、水が出るところで髪を洗わせてもらったり、ウェットティッシュで身体を拭いたりしてました。
トイレも流せないので、お風呂の残り湯(あってよかった!)を使ったり、それでももったいないので、実はペットシーツを使ったりしてました。
犬猫飼っててよかった(苦笑)
あと驚いたのが冷凍庫。
停電していたので、溶けてしまう~と諦めていましたが、夏にペットのサンショウウオのケースを冷やすために使っていた水を入れて凍らせてペットボトル(500ml)を何本も入れておいたので、それが保冷剤代わりになり冷気を保っていてくれていました。
おかげで肉や魚は、丸々2日たっても溶ける気配はなく、お弁当のおかずなども作り置きして冷凍しておいたので、それを自然解凍して食べることもできました。
水道が復旧されてからは、ほぼ普通の生活ができます。
ただ、その後に被災地全域で深刻な物資不足に陥ったので、食べるものも節約しないと、次に買えるあてがない。
これが一番、街がパニックに陥った原因ですよね。。。
物流が復旧するまでは、場所によって日数は様々だと思います。
ちなみに偶然なのか、あってよかったもの。
・キャンプ用のコンロ←釣りに行った時に使っていた
・ペットシーツ←トイレの代用
・水用のタンク←ウパの夏場の水温対策で使っていた。
・エネループ(充電式乾電池)←電気が回復したら便利です。デジイチで使用していた。
・水を凍らせたペットボトル
・ブリタ(フィルター付ポット)←井戸水もとても濁ったので、飲むために使用。
◎自転車←なにせガソリン不足なので。。。昔衝動買いした。
今回、備えてはいたけど、それでもきつかった。。。
今はあるけど、食べたらもう買えないというのがきつかった。
あとは身体はなんとかなっても、精神的にかなりまいったので・・・。
そんな時に、仲間から届いた暖かい声と、なんと物資!
宅急便に期待していなかったので、本当に涙が出ました。
京都・大阪のみんな!本当にありがとうございました!
私は、本当にみなさんに生かされております!
また、防災袋を使える状況であったことに感謝いたします。
ちなみに、過去形としてはとらえておりません。
大きい余震は続いているし、原発とかの問題もありますし。
なので出来る限り、防災袋には手をつけずに今は過ごしていきたいと思っています。